見通し

テクノロジー業界で働く女性は、恒久的で意義深い変化をもたらすことができる – その方法とは

私がエンジニアリングディレクターとして Index Exchange に入社したのは比較的最近のことです。ただ、私がこの企業に変化をもたらすことができるだろうというのは、雇用段階にあっても既に気付いていました。

私は移民であり、二人の子供を持つ母親です。技術畑を渡り歩いてきたディレクターとして、自分が少数派であることには慣れています。会議室で紅一点のこともあります。そのことが頭角を現してやろうという情熱の追及の妨げにはありませんでしたが、道のりは決して平坦なものではありませんでした。受け入れがたいことですが、私がこの業界に完全に溶け込むのはたとえどうあがいても不可能であるように思えたのです。しかし、キャリアを積み重ねて数年が経過した後、私はあることを悟ります。それは「溶け込む必要はない」ということです。自分の声を届けるために「男子クラブ」に加入する必要はありません。ただ声を発し、手を挙げ、自分の見解を述べ、誰にも解けない問題の解決案を提示するだけで良かったのです。

こうして学んだことを共有するのは私の義務であるように感じています。入社して間もない、あるいはディレクターレベルの役職に就く女性たちにリーダーシップへの明確なキャリアパスが用意され、私がキャリアの初期に感じたよりも早い段階で声を上げる必要性を強く認識できるように。

「Women’s History Month」は、女性がこれまでに成し遂げてきたことを振り返り、これからなすべきことを考える良い機会だと考えます。どうすれば変化を推し進めることができるのか?がっかりする統計結果やステレオタイプにもかかわらず、テクノロジー業界で働く女性たちのために道を切り開き、私たちがこの業界に飛び込んだ当時よりも良い環境にするにはどうすればいいのでしょう?

私のアイデアとしては、

コミュニティを立ち上げる

『一人一人にできることはたかが知れていても、力を合わせれば大きなことを成し遂げることができる』– ヘレン・ケラー

職場で働く女性のためのコミュニティを立ち上げ、これを育成する – 誰もが安心して意見を述べ、困難に挑み、アイデアを共有できることが最も大切です。コミュニティの運営が軌道に乗れば、イベントの主催およびトレーニングやワークショップを通じた啓蒙活動によって女性の雇用に対する影響力を育成し、すべての女性がチームの一員であると感じ、仕事に打ち込むことができ、職場において歓迎されるような環境を整えることが可能になります。これは社外での活動にも利用でき、業界や地域のコミュニティにより大きな影響を及ぼすことができるかもしれません。

ロールモデルの雇用 (または昇進)

定義によると、ロールモデルとは「周囲、特に若い世代に見習われるような振舞い、お手本、成功を実現した人物」となっています。しかしながら、ロールモデルとなるには、影響力を行使しようとする人々が身近にいなくてはいけません。当然男性が支配する組織や (特にエンジニアリング) 分野においてロールモデルを見つけることは非常に困難です。

この問題を解決するためのアプローチが2つ存在します。ただし、この2つは同時進行する必要があります。一つ目は明らかです。リーダーシップのポジションにより多くの女性を雇用し、この中からより多く昇進させることです。これは簡単なことではありません。最近の研究では、カナダの 科学技術分野で働く労働者 の内、女性が占める割合は25%未満(エンジニア業界に特定するとこの数値はさらに下がるでしょう)に留まっているとの報告があります。それでも、より多くの女性がリーダーシップの役職に就くことで、自分たちにも昇級への道が用意されているのだと部下の世代の女性たちを勇気づけることができるはずです。

二つ目として、これはしばしば見落とされがちですが、男性のリーダーを育てることです。ダイバーシティとインクルージョンの重要性を認識するように訓練するだけではなく (もちろんそれも必要ですが)、すべての人の声が届き、誰の意見も無碍にされたり、バカにされたりすることがないよう、敬意に満ちた環境を育成するためのツールを与えなければなりません。男性のリーダーも、女性 (あるいはノンバイナリー) のリーダー同様に、機会の平等を生み出す役割を担うべきでしょう。そうすることで、すべての人が潜在能力を発揮して、新しく挑戦しがいのあるプロジェクトに挑むことが可能になるのです。

ダイバーシティとインクルージョンを経営陣の優先事項にする

一般社員として働く労働者の多様性によるポジティブな影響が、現代のビジネスの場でもようやく認識され始めています。2015年のマッキンゼーによるレポートでは、『人種および民族の多様性の分野で上位4分の1以上にランキングする企業は、それぞれの業界の国内中央値を上回る経済的収益を得る可能性が35%高くなる』と述べられています。ダイバーシティが生産性を創造性を向上させ、顧客と従業員のエンゲージメントを強めているのです。全企業の経営陣がダイバーシティを優先すべきであることがこのことからもわかります。

テクノロジー関連のビジネスに限定すれば、ダイバーシティはさらに不可欠なものです。ダイバーシティは納品した製品に対するバイアスが低減され、多様なユーザーによって使用される製品の質が向上し、問題解決や技術革新におけるチームの能力を引き伸ばしてくれるからです。ビジネス的なメリット以外にも、自分が一人ではないと感じられる環境で働けるというのは素敵なことです。組織との繋がりを強く感じれば、よりよい成果を出したいというモチベーションにもつながります。

前述の通り、私がこの会社にポジティブな変化をもたらすことができる (もたらすであろう) ことは、Index Exchange との初めての面談から認識していました。「Women in Eng」のようなグループを介したコミュニティの創設、ロールモデルの雇用、役員レベルでのダイバーシティとインクルージョンの優先化が最優先事項であることが明らかであり、それを受けて私はここでお伝えしたことを自らのミッションに定めることにしたのです。

前置きが長くなりましたが、私は Index Exchange の Woman in Eng に参加できることをうれしく思い、組織全体で活躍する女性たちのお手伝いができることをとても楽しみにしています。

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