プレス

透明性と責任 – 効果的なメディアバイイングへの鍵

グラフとコードが表示されているモニターの画像

デジタル広告業界の透明性の欠如について、多くの広告主や代理店は、依然として不満を抱いています。プログラマティック予算はどの程度効果的に使用されているか?または、いわゆる「ワーキングメディア」の割合はどれくらいか?そして、代理店手数料、制作費などの非ワーキングメディアにはどれだけの資金が使われているか?など、買い手が疑問を持つのも当然です。「ワーキングメディア」とは、広告予算のうち、すべての取引手数料を差し引いた上で広告出稿に費やされる部分を指します。それでも、ワーキングメディアの割合が高いからといって、その資金が必ずしも有効に使われているとは限りません。

ワーキングメディアの最適化

ワーキングメディアを強化するには、まず、より安全で効果的なアドテクエコシステムを構築する必要があります。プログラマティックのサプライパスには、最終的にパブリッシャーの収益に影響を及ぼす、多くの段階と多数の参加者が存在します。レポートの作成、ログレベルでのデータの評価、そしてオークションで示された価格とテクノロジープロバイダーから受領した金額との間の矛盾を取り除くことは、ワーキングメディアの有効性を評価するための重要な要素と言えます。

ベストプラクティスへの挑戦:完全な透明性と有効性を目指して

同様の基準を導入し一つにまとめることで、サプライチェーン全体が、同じ情報にアクセスしつつ、同じ基準のもとに連携することができます。

当社は、アドテクのエコシステムにおいて、より透明性と責任ある行動に取り組んでいます。そのため、クライアント監査ログと呼ばれる、エコシステムの透明性を向上させるソリューションを生み出しました。このクライアント監査ログ(CAL)は、広告バイヤーが閲覧可能なログレベルの記録です。このログは、パブリッシャー向けの Index Exchange プラットフォーム上でのオークションのすべてのステップを追跡し、取引ごとに領収書を発行します。CALは、買い手と売り手の両方に、各取引の経済性について完全な透明性を提供するために設計されています。CALは、アドエクスチェンジを介して配信されるすべての広告インプレッションと入札の詳細なデータと知見を、買い手と売り手両方に提供します。CALを用いたログレベルのデータにアクセスすることで、パートナーはプログラマティックな方法で、戦略やパートナーシップの有効性を評価することができます。

広告バイヤーの皆様には、当社のExchange Fee Reduction (XFR)手数料減額インセンティブプログラムをご利用いただくこともできます。このプログラムにより、戦略的な広告バイヤーはIndex Exchange オークション手数料を抑制できるため、結果としてIndex Exchangeプラットフォーム上のパブリッシャーにより多くの費用を割り当てることができるようになり、最終的にはパブリッシャーの収益と広告主のワーキングメディアの拡大につながることになります。このプログラムに参加する広告バイヤーが増えれば増えるほど、取引コストが削減され、その節約分は直接パブリッシャーに還元されます。

また、最近当社は、オークション後割引( PADs)と呼ばれる、パブリッシャーによる管理が可能な新機能を導入しました。この機能によって、パブリッシャーの営業チームは、選択した広告バイヤーにディールレベルで特別割引を提供することが可能になり、一方では販売を後押ししたり、運用レベルで約束されたサービスから逸脱した場合の調整を行うことができます。アドサーバーで選択した後にのみ割引が有効になるため、勝率に悪影響を与えることはありません。通常、パブリッシャーは CPM(1000有効クリックあたりのコスト)に基づきキャンペーン発信を最適化しているため、これは、PADsの適用がない割引キャンペーンはほとんどの場合、優先順位が下げられたり、安売りされるおそれがあることになります。同時に、透明性のあるレポートにより、広告バイヤーとパブリッシャーの双方が割引額を直接確認することができます。

将来的には、サプライチェーンにおけるすべてのパートナーが、広告バイヤーとパブリッシャーのために、デジタルメディアエコシステムのさらなる改善に責任を持つべきでしょう。すべての料金を完全に開示することによってこそ、効率的なメディア購入を確保し、広告主、パブリッシャー、テクノロジープロバイダーの間に真の信頼を築くことができます。そして、このようなリアルタイムで透明性のある行動は、私たちの業界において例外ではなく、規則とされるべきでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です