Index Exchangeの視点

IX マーケットプレース: 2020年6月23日

百日百夜

業界から良いニュースがたくさん出てきています。2021年には広告業界が回復し成長すると予想されています。特に、プログラマティック広告は、新型コロナウイルス発生以前の水準に近づくべくと勢いづいています。私たちは新しい日常にも慣れました。ある面では、ほんの100日前のことを思い出すのも難しく感じます。そうです、皆さんがこのニュースレターをお読みになる頃には、100日間を耐えきったことになります。特にヨーロッパやアジアの方々にとっては、更に長い期間となっていることでしょう。

100日というのは大きな節目です。新しい大統領の政権を判断するのにかかる期間と同じ長さです。100日間で、私たちは働き方や生活、コミュニケーションの方法を変えてきました。1年の3分の1には及びませんが、四季でいうならば2季節にまたがるのに十分な期間です。当初思っていたよりも長く、重要な意味を持つ期間となりました。おかしなことに、今では、まだはじまったばかりのような気もします。今でもすべきことは多く、まだこれからですが、間違いなく楽観的な雰囲気が広がっています。

多くの人たちと同様、ロックダウンが始まって以来、私の時間の感じ方も変わりました。感謝と憂いが半々といったところです。新型コロナウイルス発生前の出張や生活のの忙しさを思いだし、少しゆっくり過ごせることに感謝しています。同時に、また外に出て、みんなに会い、いろんなものを見たいと切望しています。何しろ、100日間も経ったのです。ちょっと時間をとって、考えてみましょう。この先の100日間はどのようになるでしょうか。

皆様の安全、健康、幸福を心からお祈りしております。

Will Doherty
グローバルマーケットプレイス開発担当上級副社長
Index Exchange

データ

*トム・ハンクスにこれが現実だと気づかされ、ウィルソンで横ばいに到達。サタデー・ナイト・ライブは、ゆっくりながらも戻りつつある希望を示している。
*トム・ハンクスにこれが現実だと気づかされ、ウィルソンで横ばいに到達。サタデー・ナイト・ライブは、ゆっくりながらも戻りつつある希望を示している。

全面的な回復が続いています。新型コロナウイルス発生以前の水準を上回る業種も増えてきており、その他の業種も後を追っています。厳しいスタートで始まった今四半期ですが、期末は上昇して終えることができるのではないかと、私の期待は高まっています。

きみの行く道

もう一度、旅行業界に注目したいと思います。先週も触れましたが、今回は違う観点から見てみましょう。ご覧の通り、旅行が活気を取り戻してきました。ブランド総数はいまだ横ばいですが、広告出稿量が大幅に上昇しています。旅行業界の企業は出稿量を増やし、旅行に「意欲的」な人たちを引きつけようとしています。旅行業界に比べ、他の業界はこれほど顧客を取り戻そうと広告を打ち出す必要はありませんし、それは今一斉に起こり始めているのです。夏に間に合うよう多くの制限が緩和されるため、この業種にとって第3四半期は、非常に重要な時期となります。以前ほど遠出することはないかもしれませんが、人々は景色を変えたいと願い、そこに収益の奪い合いが生じるでしょう。この業種のマーケターにとっては、スピードが最も重要な要素となります。可能な限り、1週間以内、もしくは数日以内にアクション可能なチャネルが必要なのです。その点では、プログラマティック広告は重要な役割を果たします。営業職の方は、この業種(航空、ホテル、クルーズ)のマーケターに何が提供できるか検討してください。コミットメントが軽く、結果がより速く現れ、俊敏性を持って対応できるという条件を提供できるなら、マーケターは皆さんの意見に耳を貸したいと願うでしょう。

出典:ウォール・ストリート・ジャーナル, Barbara Peterson (寄稿) および Deborah Dunn (Off Duty 旅行編集者)
出典:ウォール・ストリート・ジャーナル, Barbara Peterson (寄稿) および Deborah Dunn (Off Duty 旅行編集者)

厳しい制約がある中で起こる多くのイノベーションにいつも感銘を受けます。ですから、今回も驚くことではありません。遠くに旅行に行けないのなら、ご近所さんのプールをタイムシェアとして使わせてもらってもいいのでは?

出典:CNN, Brekke Fletcher (Trave 編集長)
出典:CNN, Brekke Fletcher (Trave 編集長)

でも、それはばかげています。そんなことはありえません。流石に、誰もそんなことはしません。

出典:Insider, Canela López (性・人間関係記者)
出典:Insider, Canela López (性・人間関係記者)

動けない一年(自動車)

あまり気の利いた見出しではありませんね。もっと、よく考えれば良かったのも事実です。やっつけで書いたのかと言われると、そうだとしか答えるほかありません。広告業界にはもっとよい表現があることでしょう。しかし、自動車業界について話しはじめるのに、適切な導入の言葉などあるでしょうか。私はとりあえず挑戦してみました。

旅行業界と同様の次元で、自動車業界もプラス方向に向かっています。広告主総数は上昇していますが、微々たるものです。しかし、出稿量は急上昇しています。ビジネス自体が減速した中で、自動車業界の広告主は一斉に抜け出す代わりに、守備を固めていました。ここ数週間で見られた変化は、戦略に大きな変更があったことを示しています。出稿量が一旦増えると、さらに増加を続けることでしょう。この業種は変革と合理化を続けていきます。そして、驚いたことに、見直しを完了させたのです。

出典:ニューヨークタイムス, Neal E. Boudette (自動車記者)
出典:ニューヨークタイムス, Neal E. Boudette (自動車記者)

オンラインで自動車を購入したり、遠隔で学習したり、モバイル機器で健康診断を受けたり、などという大地を揺さぶるような変化は、新型コロナウイルスが終焉に向かっても、過ぎ去ることはないでしょう。回避できない進展を加速させるだけです。これらの分野は、パンデミック後のエコシステムにおける割合を大きくしていくことでしょう。新たなサービスや購買形態、行動パターンが常識として受け入れられるようになるからです。マーケターたちは、私たちの業界が扱うチャネルに、これまで以上に多くの自動車を送り込んでくるはずです。

結論

全体として、ポートフォリオは引き続き力強さを増していると見ています。随分と長い期間ロックダウンを経験しているように感じますが、100日間。たったそれだけなのです。完全な回復目前に控え、100日間とは後から思えば大したことではないものに感じるような気がしています。

夏の読書

出典: Bookshop
出典: Bookshop

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