Index Exchangeの視点

Unified IDソリューション一般提供開始のお知らせ

2018年10月30日更新

本日、当社Index ExchangeのHeader Tag WrapperでのThe Trade Desk社Unified IDソリューション対応の一般提供開始をお知らせいたします。これから2週間以内に行われるロールアウト後には、Wrapperをお使いのパブリッシャーの皆様は、Unified IDソリューションの共通識別IDの収集と共有を開始できます。この機能は、Index Exchangeのリアルタイム識別 (RTI) フレームワークによって提供され、その中には、広告IDコンソーシアムに含まれるすべての共通識別IDが含まれています。

「共通識別IDを独立したインターネットを横断して活用することで、エコシステムを改善し、より関連が高く効果的な結果を提供できるようになります。これは、待ち望まれていた、サプライチェーンからいくつかの複雑さを取り除く共通価値を生み出すものです。Index ExchangeがUnified IDソリューションをサポートする最初のパートナーの1社となったことを、当社は高く評価したいと思います」
– The Trade Desk社インベントリーパートナーシップ担当上級副社長Tim Sims氏

共通IDをオープンWebへスケーリングする

今日、アドテクノロジーのエコシステム内にある各プラットフォームは、それぞれが独自の識別IDを使用しており、取り引き(入札や測定)を行うためにはその固有識別IDをすべてのパートナー企業に対して「マッピング」する必要があります。これは、200を超えるアドテクノロジープラットフォーム間でプラットフォーム固有のIDを同期させる多数のネットワークの呼び出しが起きることを意味します。このようなネットワーク呼び出しは非効率的でコストもかかります。その結果、ページ表示速度が低下し、バイヤーにとって取引環境が不均等となり、パブリッシャーにとっては入札アクティビティが低下します。

Unified IDソリューションが提供するような共通識別IDを導入することで、これまでのような1対1の個別ユーザーマッピング呼び出しと比べて、1回のネットワーク呼び出しのメリットを共有できるようになり、Wrapper、RTB入札パートナー(SSPアダプター)、およびデマンドサイドプラットフォーム (DSP) がそれぞれのユーザー一致データを共通識別IDによって拡大していけるようになります。

リアルタイム識別 (RTI) フレームワーク

これまでDSP、Header Tag Wrapperをご利用のパブリッシャー、そしてアダプターパートナーの皆様にお伝えした通り、当社ではIndex Exchange Header Tag Wrapperにリアルタイム識別 (RTI) と呼ぶまったく新しい機能を持たせるための変更を実施しました。このフレームワークでは、Unified IDソリューションのサーバーに対する識別ID要求の暫定呼び出しが可能となり、その識別IDが、ページの読み込みに先立って、すべてのRTB入札パートナーとDSPで共有されます。RTIフレームワークは、Unified IDソリューションのIDのような共通識別IDの収集・共有を行う際の速度、共有、および効率性の観点で最適化されています。

共有できるようなデザイン

すべての関係者(RTBアダプターおよびDSP)は、1度だけのネットワーク呼び出しによる恩恵を活用できます。アダプターを使用するRTB入札パートナーは、Header Tag Wrapperの適切な機能を待ち受けることで、Unified IDソリューションのID(または将来RTIによって提供されるID)を取り込むことができます。Index Exchangeに接続されているDSPは、Index ExchangeやRTB対応のRTBアダプターが送信する入札リクエストを経由して、Unified IDソリューションのIDを取り込めます。

シームレスな先行読み込み

目標は、タイムアウトや読み込み中断を増加させてマネタイゼーションに影響を与えることなく、パブリッシャーの入札ストリームに共通識別IDを注入することにありました。これは、Wrapperの起動とWrapperがRTBパートナーに対する入札リクエストを発行できるようになるまでの間の、これまでに利用されていなかったミリ秒を活用する新しい設計によって実現されました。

パブリッシャーによる完全なコントロール

これまでと同様に、パブリッシャーの皆様は、Wrapperの構成について完全なコントロールを持つことができます。Unified IDソリューション(またはその他のRTIパートナー)が提供する共通識別IDの利用をお望みでない場合には、Header Tag Wrapperでアダプターを無効化できます。

存在による決定 vs. 優先付けによる決定

RTIアダプターは、ネットワーク呼び出しを存在の有無によって実行します。つまり、「ID」が存在しない場合にのみネットワーク呼び出しを実行するのです。ネットワーク呼び出しの実行は、パートナーによる個別で単一プラットフォームにしか通用しない識別IDの優先付けでは決定されません。これは、重複した不必要なネットワーク呼び出しでページの読み込み速度が低下するためです。

広告IDコンソーシアムと今後の展望

Unified IDソリューションの識別IDをIndex Exchangeのヘッダータグをご利用のパブリッシャー、RTB入札パートナー、そしてDSPの皆様に広くご提供できることに、たいへん大きな喜びを感じています。広告IDコンソーシアムの設立メンバーによって開発されたUnified IDソリューションは、コンソーシアムが公式にサポートする4つの共通識別IDの一つです。Index Exchangeでは、すべての識別IDをHeader Tag Wrapperで対応できるよう、全力を傾けています。また、数か月の内にRTIを介して別の識別IDを導入できることにも興奮を隠せません。

LiveRampのIdentityLinkは、最近ベータ段階に移行し、一般提供はまもなく始まる予定です。DigiTrustは、多くのパブリッシャーの皆様から最も多くリクエストされていますが、当社のエンジニアリングチームは全力でDigiTrustの対応を急いでおります(暗号化されたDigiTrustのIDをIndex Exchangeに接続されているDSPのために解除する機能を含みます)。当社のゴールは、コンソーシアム互換のすべての識別IDに対応することであり、現在順調に進行しています。

Unified IDソリューション、リアルタイム識別フレームワーク、およびHeader Tag Wrapperを使用してこの識別IDにアクセスする方法については、IXのナレッジベースをお読みください。

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